離婚時の財産分与ガイド:7つのステップで夫婦の財産を正確に把握する方法

離婚は感情的な問題だけでなく、財産の問題も大きな懸念となります。
特に、夫婦で築いた共有財産を公平に分けるための正確な把握は必須です。
この記事では、その方法をステップバイステップで解説します。

財産を正確に把握する方法

財産の種類を理解する

離婚時に考慮する必要がある財産には、現金、預貯金、株式・債券などの有価証券、不動産、自動車、生命保険金、退職金などが含まれます。
これらの財産と、住宅ローンや借金などの負債をきちんと把握することが基本です。

資料を集める

具体的な金額や内容を把握するためには、関連する資料を集めることが必要です。
通帳、保険証書、契約書、権利書などの物理的な資料から、源泉徴収票や確定申告書などの電子データまで、全ての情報を手に入れましょう。

評価額を計算する

不動産や自動車のような金額が固定されていない財産は、専門家に査定を依頼するか、市場価格をリサーチして評価額を計算します。

非上場株式の評価

保有している非上場の株式は、その会社の貸借対照表や損益計算書を元に評価することが多いです。
必要に応じて専門家のアドバイスを取り入れることも検討しましょう。

年金の分割を確認

年金分割のための情報を取得するためには、年金事務所に提出する必要があります。
早めの手続きを心がけてください。

離婚前の情報収集

離婚を切り出す前に、共有財産や収入に関する情報を収集することが推奨されます。
後になってからでは、必要な情報の取得が困難になる可能性があるからです。

財産分与の相談

財産の詳細を把握したら、専門家や調停機関と共に、公平な分与のための相談を進めていきましょう。

まとめ

離婚時の財産分与は、正確な情報把握が鍵となります。
適切な資料の収集と評価、そして専門家のアドバイスを活用し、公平な分与を目指してください。
この難しい時期に、正確な知識と準備があなたの権利を守る大きな支えとなるでしょう。

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